2025年6月3日(火)国際部会&外国特許実務研究班「EPO実務における注目トピックの近年の傾向と対応」
6月会合案内(国際部会&外国特許実務研究班の共催)
日時:2025年6月3日(火)18:30~20:30
場所:ハイブリッド(日本弁理士会関西会会議室+zoom)
テーマ:EPO実務における注目トピックの近年の傾向と対応
講師:ドイツ弁理士 フリーデマン・ホアン (Friedemann Horn)先生(HKW Intellectual Propertyパートナー)、フランス弁理士 武内 麻矢 先生(Bandpay & Greuterパートナー)
概要(講師より):本セミナーでは、現在欧州特許庁(EPO)の審判部において注目を集めている重要な論点について、最新の審決動向を交えながらご紹介いたします。特に、EPOの実務において近年影響の大きい以下のテーマを中心に解説を行います:
- 特許性判断における、明細書や図面の参照可能範囲に関する解釈
- AI関連発明の特許性:特に「開示の十分性」要件における新たな審査アプローチ
- 公開後に提出された証拠の採用可能性およびその評価基準
- 「新たな」分割出願の期限
- 審判手続における「キャリーオーバー(繰越)請求」の取扱いと実務的留意点
それぞれのテーマについて、代表的な審決例を取り上げながら、EPO実務への具体的なインパクトおよび今後の実務対応に向けた視点を提供いたします。EPOの審査・審判実務に関わる皆様にとって、戦略的判断の一助となる内容となっています。なお、本セミナーは日本語で行います。
(木ノ村 尚也 記)