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2022年7月8日(金)訴訟実務部会・特許実用新案部会 合同『進歩性の全論点(+各論点毎のポイント整理、他の特許要件との関係、特許出願戦略)』

日時:2022年7月8日(金) pm18:30-20:00

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テーマ: 進歩性の全論点(+各論点毎のポイント整理、他の特許要件との関係、特許出願戦略)

概要(講師より):進歩性については、多くの論点があり、裁判例が蓄積しています。本講演においては、筆者が過去に執筆した個別論点の振り返りを含め、進歩性に関する全論点を網羅的に検討し尽くすとともに、特許法上の他の論点との相同性も検討し、特許実務の用に供することを目的とします。
 予定している目次は、以下のとおりです。

1.≪1≫引用発明の認定
(1-1)①「内在特性(inherent)」(重要度★)
(1-2)②「引用発明適格性」(重要度▲)
(1-3)③「引用発明の上位概念化の限界」(重要度◎)
(1-4)④「図面の開示」(重要度▲)
(1-5)⑤「選択発明」関連(重要度〇)
(1-6)⑥「公然実施発明」(重要度〇)

2.≪2≫本件(本願)発明の認定
(2-1)①発明の要旨認定(一般論)(重要度◎)
(2-2)②「用途発明(使用方法を特定する発明を含む)」(重要度▲)
(2-3)③「サブコンビネーション発明」(重要度▲)
(2-4)④「効果のクレームアップ」(重要度★)

3.≪3≫相違点の容易想到性判断
(3-1)①「引用発明の課題が容易想到性判断に及ぼす影響」(重要度〇)
(3-2)②「本件(本願)発明と引用発明の課題の相違が容易想到性判断に及ぼす影響」(重要度★)
(3-3)③「周知技術の組み合わせ(動機付けの要否)」(重要度▲)
(3-4)④「刊行物公知と公然実施との容易想到性判断の相違」(重要度〇)
(3-5)⑤「付加と置換」(重要度〇)
(3-6)⑥「obvious to try」(重要度▲)
(3-7)⑦「数値限定発明/パラメータ発明」(重要度★)
(3-8)⑧「容易の容易」(重要度▲)
(3-9)⑨「除くクレーム」(重要度〇)
(3-10)⑩「退歩発明、後退発明」(重要度▲)

4.≪4≫予測できない顕著な効果(重要度▲)

5.まとめ

講師: 中村合同特許法律事務所 弁護士 高石秀樹 先生

懇親会:
講義後、講師を交えた有志によるオンライン懇親会を30分ほど予定しております。
(中西博行 記)