2022年8月12日(金)【後編】訴訟実務部会、医薬バイオ特許研究班 合同会合
日時: ※前後編の後編です
(前編)2022年8月5日(金) pm18:30-20:30
(後編)2022年8月12日(金) pm18:30-20:30
場所:zoomミーティング(申込者に自動返信メールでミーティングルーム情報をお知らせします)
講師:
(前編):弁護士・弁理士 野中 啓孝 先生
(後編):弁理士 南野 研人 先生
概要(講師らより):
「最近では製品に多様かつ高度な技術が含まれることも増えてきており、一企業が全て自社で開発することが困難な場合も少なくありません。このため、企業が、研究開発の分担や費用負担、開発速度向上、リスク分散などの理由から、他社と共同研究開発を行う機会も増えてきています。
しかしながら、共同研究開発は、各開発段階において、法律面・契約面で留意すべき事項が数多くあるところ、講師らの経験上、企業がこれらを十分に理解しないまま共同研究開発を進めてしまった結果、トラブルに陥っている事例が少なからず見受けられます。また、医薬・バイオ分野においては、対象発明たる医薬品の特質や、医薬業界に特有の規制や制度を十分に把握した上で、共同研究開発を進める必要があります。
そこで、本セミナーにおいては、前編で分野に関係なく契約実務の基本を説明し、後編で医薬・バイオ分野に特有の留意点を説明します。本セミナーを受講することにより、共同研究開発契約に当たって、重要な事項を効率よく網羅的に身に付けることができるように工夫しております。また共同研究開発契約交渉をするに当たっての俯瞰的視点の持ち方についてもお伝えします。
企業から共同研究開発に関するご相談を受けられる機会のある弁理士の先生方にもお役に立てる内容になっているかと思います。是非この機会に多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
なお、参加者の方でご希望の方に、同テーマで勉強会(全4回)を開催する予定です。詳細は、セミナー時にお知らせいたします。」
■セミナープログラム
(前編・8月5日) 講師:野中啓孝
■~トラブル事例に学ぶ~共同研究開発契約実務の基本
1.共同開発とは
2.共同開発のメリット・デメリット
3.トラブル事例の紹介(企業間契約、大学との契約、外国企業との契約)
4.企業間の共同開発の進め方と注意点
5.大学・企業間での共同開発時の注意点
6.外国企業との間の共同開発時の注意点
7.契約についての基礎知識
8.共同開発契約書のチェックポイント(要点のみ)
(後編・8月12日) 講師:南野研人
■医薬・バイオ分野における共同研究開発契約実務
1.医薬品の開発の流れおよび規制
2.特許権の存続期間の延長制度
3.薬事制度における医薬品の保護制度
4.医薬・バイオ分野に特有の注意点
5.契約書のチェックポイント
懇親会:
講義後、講師を交えた有志による懇親会を予定しております。
(合同会合幹事 記)