2022年11月9日(水) 意匠商標部会『意匠の類否判断における「物品の類否」についての考察と提言』
日 時:2022年11月9日 (水) 18:30~20:30
場 所:zoomミーティング
テーマ:意匠の類否判断における「物品の類否」についての考察と提言
講 師:石井 隆明 先生(特許業務法人藤本パートナーズ)
概 要:
意匠の類否判断において、「意匠に係る物品」が類似することが、「意匠」が類似することの前提条件となっていることは、審査基準にも明記されているところです。しかしながら、これからの意匠制度を考えるうえで、特に部分意匠の類否判断においては、「物品の類否」を独立した要件とすることは、意匠の保護の観点において、現代の創作の実情に即していないようにも思われます。そこで本会合では、石井先生から、「物品の類否」に関する近年の審判決例や、最高裁判決、また、我が国における「意匠」の変遷などをご紹介いただきながら、「物品の類否」についての考察と提言をお話いただきます。「物品の類否」について改めて整理し、考える良い機会になると思いますので、皆さまぜひご参加ください。
(德永 弥生 記)