会合案内Meeting information

2023年8月1日(火) 特許・実用新案部会、ソフトウェア研究班~最終プロダクトの知財戦略・戦術

日時:2023年8月1日(火)18:30~20:00

場所:ハイブリッド(日本弁理士会関西会&zoomミーティング)

テーマ:最終プロダクトの知財戦略・戦術

講師:佐竹 星爾 弁理士

内容

エンドユーザーと接する最終プロダクトを擁する事業の場合、直接的な競合企業に加えて、事業の成長に伴って他領域からの参入が相次ぐなど、競争環境が目まぐるしく変わるという実情があります。事業が成長するにつれて、起こるべくして訴訟も発生しています。

将来の争いを見越して、事業に資する知的財産権を獲得し活用していくことで優位に立とうとすると、多くの利害関係者とともに特許活動をすることが必要になりますが、では「どうやって実現していくのか」という問いが残ります。

今回は、訴訟経験と、IT分野の企業を対象としてコンサルティングと権利形成業務を担当してきた経験を踏まえて、知財戦略の立案をしていく工程と、そのために必要なスキルを振り返ります。さらに、日々の実務で頻出する権利形成業務として、個々の発明の事業戦略上の位置づけ、つまり、「特許を出願・権利化する理由」を多くの利害関係者と共有できるよう経営理論ベースで明確にしつつ、知財の専門家ならではの知見も活かして特許請求の範囲に落とし込むまで一通りの話をしたいと思います。(講師より)

その他

(1) 会議室には定員があります。会議室での参加希望者は先着順で承ります。希望者が定員に達した以降は、オンラインでの参加をお願いいたします。
(2) 会合の後、関西会近辺で懇親会を開催する予定です。コロナ禍後、関西会近辺で大人数が入れる懇親会会場を確保するのに苦労しています。懇親会への参加をご希望の方は、早めにお申込ください。人数の関係上、お断りする場合またはキャンセル待ちにする場合がありますので、そのときは何とぞご容赦ください。(坂田 泰弘 記)