日時：2023年11月24日(金)18:30～20:00

場所：日本弁理士会関西会 & ZOOM

テーマ：生成系AIと著作権法における論点整理

講演者：日本弁理士会 令和５年度 著作権委員会 委員長 弁理士 高橋 雅和 氏

内容：

本年８月４日に日本弁理士会が報道関係者向けに説明会を開催し、大反響がありました。テーマは「生成系AIと著作権法における論点整理」であり、今、まさにホットな話題です。主な論点として、(1) AI生成物そのものの著作物性、(2) AI生成物の他人の著作物への依拠性、(3)著３０条の４の「その必要と認められる限度において」の解釈、が挙げられますが、いずれも裁判例も学説も揃っていない状況です。このような状況下であっても、今後、我々には、実務において知的財産の専門家としての見解や判断が求められる機会が訪れることでしょう。そのために、今、論点を整理し、自分なりの見解や判断を示せるように準備しておくことが、とても大事です。

そこで、上記の説明会でスピーチなさった高橋 雅和 先生をお招きし、生成系AIの論点整理をご講演頂きます。

なお、本講演は、当初、著作権研究班およびソフトウェア研究班が主体となり、部会・他の研究班との共催で進める予定であったところ、重要テーマであるため、特別講演会の枠組で開催することになりました。皆様、奮ってご参加ください。（坂田 泰弘 記）

（アジェンダ）
１８時半～１９時半：高橋先生ご講演
１９時半～２０時　：ディスカッション
２０時頃～　　　　：懇親会

（参考）
https://ascii.jp/elem/000/004/148/4148646/
https://japan.zdnet.com/article/35207501/