2024年4月24日(水)判例研究班 「判定と侵害訴訟とで意匠の類否判断が割れた事例」(石川皓平会員)
判例研究班(2024年4月度)会合案内
1. 日 時:2024年4月24日(水)18時30分~20時30分
2.場 所:ハイブリッド開催(日本弁理士会関西会会議室+ZOOM)
3.テーマ:判定と侵害訴訟とで意匠の類否判断が割れた事例
4.講 師:石川 皓平 会員
5.概 要(講師より):
意匠の類否判断は難しい。専門家の中でも結論が割れる時があり、特許庁と裁判所とで異なる判断が下される場合もあります。今回は、特許庁から非類似との判定を得ていたにもかかわらず、侵害訴訟において類似との判断が下された、令2年(ネ)第1492号事件をご紹介したいと思います。外付けHDDという比較的シンプルな形状の係争物について、特許庁と裁判所でどのように類否判断がなされ結論を異にすることになったのか、皆様と考察を深めていければと考えております。
なお、会合の冒頭の10~15分程度で、最新の知財高裁注目判決を簡単に紹介します。
(佐々木 健一 記)