2024年9月6日(金)意匠・商標部会
日時:2024年09月06日(金)18:30~20:30
場所:ハイブリッド開催(日本弁理士会関西会会議室+ZOOM)
講師:大阪工業大学大学院知的財産研究科教授 伊藤 宏幸 先生
大阪工業大学大学院知的財産研究科教授 茂木 祐輔 先生
概要(講師より):
第1部:意匠パート
【タイトル】意匠の係争において「意匠に係る物品」が果たす役割について
【概要】意匠を物品と一体不可分と捉える我が国意匠制度においては、「意匠に係る物品」が、保護要件の充足性及び意匠権の効力範囲を直接・間接的に左右するものとなる。令和3年(行ケ)第10067号「インジェクターカートリッジ」事件を起点に、意匠の係争における「意匠に係る物品」の役割を概観する。
第2部:商標パート
【タイトル】商標法第3条に関する最近の注目判決ほか
【概要】商標法3条1項6号とその他各号との関係について、「奇跡のラカンカ」事件と「インテリアショップ」事件との対比等を中心に、考察する。また、自己紹介がてら自身の国際関係の活動についても紹介する。
(川瀬 直樹 記)