2024年1月16日(火) 明細書研究班 「引用発明の認定とその誤りを指摘する手法についての検討」
明細書研究班 会合案内
日 時:2024年1月16日(火)18:30〜20:30
場 所:ハイブリッド(関西会会議室+zoomミーティング)
担 当:橋詰 由子 会員
テーマ:引用発明の認定とその誤りを指摘する手法についての検討
担当より:
審査官等による引用発明の認定は、特許性の判断を左右するものであり、実務家にとっても影響の大きいものです。しかしながら、引用発明の認定には審査官等の一定の裁量が働き、また認定誤り等についても審査官等の単なる注意力の欠如による問題と捉えられることが多いためか、これまであまり議論が充分にされてこなかったテーマであると考えられます。
そこで今回は、主として杉尾雄一弁護士・弁理士の過去の論文を参考に引用発明の認定誤りが生じる場合の体系的な理解を試み、中間対応時などにその誤りを指摘する際に、どのようにして糸口を見つけるか、皆さんと一緒に検討したいと思います。
※杉尾雄一弁護士・弁理士の過去の論文:
1) 特許ニュース(No. 14737) 2018.7.25『裁判例からみる引用発明の認定手法(上)』
2) 特許ニュース(No. 14738) 2018.7.26『裁判例からみる引用発明の認定手法(下)』
(楠屋 宏行 記)