2024年10月15日(火) 明細書研究班「ソフトウエア関連発明の進歩性判断,特に情報や情報処理の機能的に表現された特徴に着目して(第2回)」
明細書研究班 会合案内
日 時:2024年10月15日(火)18:30〜20:30
場 所:ハイブリッド(関西会会議室+zoomミーティング)
担 当:坪内 哲也 会員
テーマ:ソフトウエア関連発明の進歩性判断,特に情報や情報処理の機能的に表現された特徴に着目して(第2回)
審判実務者研究会報告書2023 事例研究1 事例4(特許電気)
https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/kenkyukai/document/sinposei_kentoukai/2023_houkokusyo_honpen.pdf
論点1:ソフトウェア関連発明の進歩性の判断における,特許出願に係る発明の要旨認定,一致点・相違点の認定にあたり,情報や情報処理の機能的に表現された特徴を把握する際に留意すべきことは何か。
論点2:ソフトウェア関連発明に係る,情報や情報処理の機能的に表現された特徴について,引用発明や引用発明以外の技術水準(周知技術や技術常識)の認定を含め,相違点の判断に際して,留意すべきことは何か。
・参考判決1:知財高判令和4年1月11日(令和2年(行ケ)第10128号,「安否確認システム,受信機,安否確認方法及びプログラム」事件(不服2019-014345))
・参考判決2:知財高判令和元年12月11日(平成31年(行ケ)第10049号,「実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置」事件(無効2017-800069))
・参考判決3:知財高判令和元年7月22日(平成30年(行ケ)第10131号(第1事件)・第10126号(第2事件),「医薬品相互作用チェック装置」事件(無効2017-800032))
・参考判決4:知財高判平成28年11月24日(平成28年(ネ)第10027号,「電子ショッピングモールシステム」事件(訂正2016-390052))
・参考判決5:知財高判平成29年7月4日(平成28年(ケ)第10220号,「給与計算方法及び給与計算プログラム」事件(不服2015-021527))
・参考判決6:知財高判令和元年9月19日(平成31年(行ケ)第10005号,「アプリケーション生成支援システムおよびアプリケーション生成支援プログラム」事件(不服2018-003406))
※8月会合の続きになります。主に、参考判決4~6を取り上げます。
(楠屋 宏行 記)