会合案内Meeting information

2024年5月27日(月) 判例研究班・現体制100回記念「判決から考える 均等論第2要件・第4要件」講師:北村修一郎先生

判例研究班(2024年5月度)会合案内
■■現体制100回目記念会合■■
 2016年4月に前班長の時岡先生から引き継いで、今回で100回目となります。そこで、今回は特別会合として、北村修一郎会員に、訴訟の実体験談とその秘話をお願いしました。そのため、遠方の先生方には誠に申し訳ありませんが、今回はオンサイトのみにさせて頂いています。是非、会場に足をお運び頂き論議しましょう。
1. 日 時:2024年5月27日(月)18時30分~20時30分
2.場 所:日本弁理士会関西会会議室(【注】オンライン配信はありません。)
3.テーマ:判決から考える 均等論 第2要件 第4要件
4.講 師:北村修一郎 会員
5.概 要(講師より):
特許権侵害訴訟で原告は請求項1の均等侵害を主張した。1審地裁は均等の第2要件、第4要件を充足しないとして非侵害の判断をした。知財高裁は第2要件を充足しないと判断して控訴を棄却した。 均等論の第2要件の作用効果の同一の「作用効果」は、どのレベルの作用効果なのか(地裁)? 請求項1で、均等論の第4要件を充足しない場合、請求項1に従属する下位クレームの均等侵害となる場合はあるか(判断されず)?今回は、侵害訴訟の実体験をもとに、判決文では分からない、行間も含めお話させて頂き、皆さんと論議をしたいと思います。
地裁 令和3年(ワ)第10032号
知財高裁 令和5年(ネ)第10071号
なお、会合の冒頭の10~15分程度で、最新の知財高裁注目判決を簡単に紹介します。また、いつものように懇親会も開催します。合わせて是非ご参加下さい。会費3000円程度を予定、
(佐々木 健一 記)