会合案内Meeting information

2024年6月10日(月) 外国特許実務研究班会合「第四次改正後の中国専利法について~実務を踏まえて~」

日時:2024年6月10日(月)18:30~20:30

場所:ハイブリッド(日本弁理士会関西会会議室+zoom)

テーマ:第四次改正後の中国専利法について~実務を踏まえて~

講師:林 軍 会員(中国弁理士・弁護士)

概要(講師より):中国専利法は1985年に施行され、1992年、2000年、2008年、2020年と4次の改正を経ている。2021年6月1日施行の第四次改正では、①権利者の合法的権益の保護の強化(権利侵害に対する賠償金の増額、故意侵害行為に対する懲罰的損害賠償額の規定、立証責任の改善、権利存続期間に対する補償制度の追加、医薬特許に関する紛争の早期解決手続関連規定など)、②権利の実施と運営の促進(職務発明制度の改善、オープンライセンス制度の新設等を含む)、③権利付与制度の整備(意匠の保護に関する制度のさらなる改善、新規性の猶予期間の適用状況の追加等を含む)等の側面から改正が行われた。

 改正法の施行からちょうど3年間が経った今、この3年間の実務を踏まえて、具体例を挙げながら、実務の立場と目線から改正条文を解説させていただき、改正法への理解を深めていただけたら幸いです。

 会合後には懇親会を予定しておりますので、会合中に質問できなかったことを聞いてみたり、お互いに情報交換してください。

(木ノ村 尚也 記)