2024年5月31日(金) 特実部会&ソフトウェア研究班共催~「電気通信回線を通じた提供」について
日時:2024年5月31日(金)18:30~20:00
場所:日本弁理士会関西会&ZOOM
テーマ:「電気通信回線を通じた提供」について
内容:
「電気通信回線を通じた提供」はプログラム等の発明の実施行為の一つであり、2002年(平成14年)特許法改正で導入されましたが、その意義を具体的に検討する機会が少なかったのではないでしょうか。しかし、20年以上が経過して、近時のネットワーク型システムの裁判例をきっかけに注目が集まっています。そこで、本セミナーでは、法改正当時、ソフトウエア関連分野の特許審査に携わり、その後、弁理士として同分野の業務を中心に活躍なさっている羽立 章二 弁理士を招聘し、本テーマについてご講義頂きます。本セミナーでは、まず、この特許法改正について当時の背景事情を含めて基本的な事項から説明して頂きます。そして、ドワンゴ事件の大合議判決(知財高判 令和4年(ネ)第10046号)を含めて近時の裁判例が私たちの実務に与える影響を解説して頂きます。なお、本テーマに関わる羽立弁理士の論文が2023年8月、2024年3月のパテント誌に掲載されています。事前に読んでおくと、本セミナーの内容の理解を一層深めることができると思います。
受講料:KTK会員 無料
非会員 5,000円(初年度の会費、無料です。この機会に是非、事前にご入会を!)
※ この研修は、日本弁理士会の継続研修として申請中です。この研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として1.5単位が認められる予定です。
※ リモート参加者向けの資料は、5/31(金)正午までにアップロードします。リアル参加者向けの資料は当日、配布します。
(坂田 泰弘 記)