2024年2月7日(水)国際部会会合『Strategies for Responding to Art-Based Rejections』
日時:2月7日(月)18:30 ~ 20:30
場所:日本弁理士会関西会会議室 および zoom ミーティング(ハイブリッド開催)
テーマ:Strategies for Responding to Art-Based Rejections
講師:米国特許弁護士 Ryan Chirnomas 先生(GREENBLUM & BERNSTEIN, P.L.C. )
米国パテントエージェント 近藤 泰 先生(同)
概要(講師より): 米国特許法の中心である第102条と第103条を改めて考え、Strategies for Responding to Art-Based Rejections というタイトルで、化学分野を中心に数値限定の請求項をいかに権利化をするかを、米国特許庁の審査官との対応を実例をふまえながら、基礎からわかりやすく解説させて頂きます。
特に102条と103条の関係についてパターン化と分析を行い、単なる法律の解釈でなく、実際の応答の仕方を実務を踏まえ詳しく解説し、数値限定に関連した対応の仕方を説明させて頂きます。
またそれに合わせ次の項目を解説させて頂きます。
(1) The MPEP identifies a number of “exemplary rationales” to support obviousness
(2) Presenting evidence of secondary considerations of non-obviousness
(3) Teaching away
本講演を通じて、米国特許法と日本特許法の違いを考え、どのような請求の範囲が登録となり、特許権となるかをご理解いただけましたら幸いです。
(幹事より):
・本講演は、Ryan先生より英語で行われますが、近藤先生よりその要旨を日本語で解説して頂きます。また、質疑応答は近藤先生より通訳して頂きます。
・本セミナーの最後に自由に質問を受け付ける時間を設ける予定です。是非、日ごろアメリカの特許制度について疑問に思うことなどご質問ください。
・講演後、近藤先生との懇親会を設ける予定です。ご都合により講演に参加できなかった方も、懇親会だけの参加も大歓迎です!是非ご参加ください。
(林軍 記)