会合案内Meeting information

2025年3月6日(木)判例研究班「韓国における知的財産権侵害に対する懲罰的損害賠償判決の紹介」(鄭永宰 会員)

判例研究班(2025年3月度)会合案内
1. 日 時:2025年3月6日(木)18時30分~20時30分
2.場 所:ハイブリッド開催(日本弁理士会関西会会議室+ZOOM)
3.テーマ:韓国における知的財産権侵害に対する懲罰的損害賠償判決の紹介
4.講 師: 鄭 永宰 会員
5.概 要(講師より):
韓国特許法では、特許権に対する故意的侵害が認められる場合、3倍の懲罰的損害賠償を2019年7月から導入しており、2024年8月からは、懲罰的損害賠償が5倍に強化されたが、実際に懲罰的損害賠償が認められた事件は、少数の件にとどまっている。実際に懲罰的損害賠償が認められた特許侵害事件(釜山地方法院・2023ガ合42160)と、商標侵害事件(特許法院・2023ナ11399)を通じて、懲罰的損害賠償に対する実務的な判断の基準について検討し、韓国の知的財産権に関する懲罰的損害賠償制度の概観について説明する。
なお、会合の冒頭の10~15分程度で、最新の知財高裁注目判決を簡単に紹介し
ます。
(佐々木 健一 記)