2025年11月12日(水)訴訟実務部会「マキサカルシトール事件後の均等論の第1及び第5要件の判断状況」
1.日 時:2025年11月12日(水)18:30~20:00
2.場 所:ハイブリッド開催(日本弁理士会関西会第1会議室+Zoom)
3.テーマ:マキサカルシトール事件後の均等論の第1及び第5要件の判断状況
4.講 師:小松法律特許事務所 弁護士 大住 洋 先生
5.概要(講師より):
均等侵害成立のための5要件のうち、特に充足性に争いが生じやすい第1要件(非本質的部分)及び第5要件(意識的除外等)について、マキサカルシトール事件知財高裁大合議判決及び最高裁判決によって判断基準が示されましたが、その具体的あてはめは容易ではなく、上記両判決後の裁判例でも、裁判所の判断が分かれる事例が少なくありません。
そこで、マキサカルシトール事件後に、均等第1要件及び第5要件につき判断を示したいくつかの裁判例を取り上げ、その判断内容を検討することを通じて、均等侵害に関する近時の裁判例の判断動向を分析してみたいと考えています。
(辻村和彦 記)