2025年12月16日(火) 明細書研究班「パラメータ・数値限定発明の進歩性の判断(特許法29条2項)」
明細書研究班 会合案内
日 時:2025年12月16日(火)18:30〜20:30
場 所:ハイブリッド(関西会会議室+zoomミーティング)
担 当:小宮山 聰 会員
テーマ:パラメータ・数値限定発明の進歩性の判断(特許法29条2項)
審判実務者研究会報告書2024 事例研究1 テーマ2(特許化学1)
https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/kenkyukai/sinposei_kentoukai/2024_houkokusyo.html
[論点]
論点1:引用文献に明示されていない数値範囲を容易想到と判断できるのは、どのような場合か
論点2:本件発明と主引用発明とで技術分野や発明が解決しようとする課題が一致していないことは、どのように考慮されるべきか
[主な参考審判決]
参考判決①:知財高判令和3年2月8日(令和2年(行ケ)第10001号、「(メタ)アクリル酸エステル共重合体」事件)(異議2019-700313)
参考判決②:知財高判令和2年6月3日(令和元年(行ケ)第10096号、「樹脂組成物、及びこれを用いたポリイミド樹脂膜、ディスプレイ基板とその製造方法」事件)(異議2018-700095)
参考判決③:知財高判平成29年12月26日(平成29年(行ケ)第10029号、「エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレット群及びその用途」事件)(無効2016-800013)
参考判決④:知財高判平成30年5月15日(平成29年(行ケ)第10096号、「非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット」事件)(無効2014-800157)
参考判決⑤:知財高判平成24年4月11日(平成23年(行ケ)第10186号、「硬質塩化ビニル系樹脂管」事件)(無効2010-800143)
(楠屋 宏行 記)
